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1: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/05(月) 01:21:57.95 ID:eDZ44Xai0
ピコン

くーみん「あっ、メールだ」

2: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/05(月) 01:23:49.30 ID:eDZ44Xai0
くーみん「…!ゆりあだぁ…スタンプだけだし。どーしたのかな?」

3: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/05(月) 01:25:06.82 ID:eDZ44Xai0
ピコン

くーみんもスタンプを返した


ピコン
受信ゆりあ
「またきたぁー」

4: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/05(月) 01:28:05.73 ID:eDZ44Xai0
私は矢神久美。
SKEを春に卒業した。
今はどこにでもいる一般人。
卒業してからSKEメンバーとは
二回会ったきり。
学生生活、バイトをして過ごし早三ヶ月。
気づけば季節は夏になっていた。

6: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/05(月) 01:30:19.34 ID:eDZ44Xai0
くーみん「ゆりあかぁ。懐かしいなぁ。元気かな?」



送信くーみん
「ゆりあ、元気?」

8: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/05(月) 01:34:42.37 ID:eDZ44Xai0
受信ゆりあ
「くーちゃんは?くーちゃんいないから淋しいけどゆりあは元気だよ」


くーみん「…」

10: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/05(月) 01:39:10.94 ID:eDZ44Xai0
SKEを卒業してから学校、バイトと充実している日々。
でも、本当にしたいことは出来てない気がする。普通の一般人生活をしたかった。
ただ、それだけだった。
でも、心に残る蟠りはなんだろう



くーみん「ゆりあ…あたしがいなくても淋しくなんかないでしょ…」

13: 1 2013/08/05(月) 01:55:28.84 ID:eDZ44Xai0
送信くーみん
「そんな時は楽しくーみんしよう」


受信ゆりあ
「そうだね。。楽しくーみんしないとね!あっ、明日暇?」

16: 1 2013/08/05(月) 01:59:12.07 ID:eDZ44Xai0
くーみん「えーむりむりむり」



ゆりあとプライベートで遊んだ事はない。なぜなら二人きりで遊ぶとゆりあが可愛すぎて照れるからだ。

24: 1 2013/08/05(月) 02:48:34.97 ID:eDZ44Xai0
返信に戸惑っているとまたメールがきた



受信ゆりあ
「あしたレッスン終わりにご飯たべにいきたいな。
ちなみにSのレッスンなんだ。くーちゃん見にくる?」

25: 1 2013/08/05(月) 02:55:05.66 ID:eDZ44Xai0
くーみん「チームS…懐かしいなあ」


送信くーみん
「うん。行く!」


気づくと自然と返信していた自分がいた

くーみん「あぁ。言っちゃった。ま、いっか」

26: 1 2013/08/05(月) 03:05:10.50 ID:eDZ44Xai0
ガチャ

くーみん「ただいま」
ママみん「おかえり。ご飯できてるわよ」

部屋に戻りテレビをつけた
音楽番組にSKEが出ていた
くーみん「あっ…新曲…?……美しい…いねつま??」

32: 1 2013/08/05(月) 07:53:50.62 ID:eDZ44Xai0
くーみん「みんな、頑張ってる…ゆっこ選抜じゃん!!ゆりあはやっぱり可愛いなあ…あっ、かにょんんんん」



久しぶりに明日みんなに会いにいく。
三ヶ月ぶりだ。
みんなは元気でいるだろうか?
その日はそわそわしてなぜか寝付けなかった

マフィン「ネーサン、わいも一緒寝るわ」

35: 1 2013/08/05(月) 08:07:43.50 ID:eDZ44Xai0
なかなか寝付けなかったが
マフィンのおかげで少し眠れた


ママみん「久美!起きなさい!何時だと思ってるの!」
くーみん「ふあー…久しぶりにSKEの夢みたなぁ」

くーみん「今日は午前中は課外かあ。」
くーみんは支度をしてひとまず学校に向かった。

36: 1 2013/08/05(月) 08:09:02.66 ID:eDZ44Xai0
仕事なんで夕方までこれません
ごめんなさい
あげてもらえて頂ければ続きを夕方書きます
申し訳ありません

44: 1 2013/08/05(月) 17:39:52.28 ID:eDZ44Xai0
学校
ガヤガヤ

(勉強ちゃんとしますから)
そう思い入学した学校
いつの間にか指定席となった
教室の一番前の席で今日も授業を受ける

先生「夏草や兵どもが夢のあと…」

くーみん「……。。そういえばスピードワゴンさん…あたしがSKE卒業したこと知らないんだろーな…」


アイドル時代のことが頭を駆け巡る
くーみん「いけない、いけない!集中集中!単位ヤバイんだった。」

45: 1 2013/08/05(月) 17:41:45.12 ID:eDZ44Xai0
キンコンカンコーン

くーみん「よし!学校終わりっ!」


ピコン

LINEがメッセージを受信した
受信じゅりな
「久美ー!今日来るんだね!はやく会いたいよぉ!」


くーみん「じゅりな!あたしも早くみんなに会いたい…」

48: 1 2013/08/05(月) 17:48:01.48 ID:eDZ44Xai0
くーみん「あっ、そうだ。みんなに差し入れ買っていこ」


くーみんは自分で稼いだバイト代でアイスを買った


くーみん「よしっ。いざ栄ー!!」

49: 1 2013/08/05(月) 18:14:45.79 ID:eDZ44Xai0
レッスン場に着いた

くーみん「……なんで来ちゃったんだろ」


ふと我に返る
ここにはもうあたしの居場所はない
自分は必要ないじゃん
昨日観たみんなはキラキラ輝いてた
今更行って何になるのか
みんなの邪魔になる


くーみん「帰ろう」

51: 1 2013/08/05(月) 23:00:35.01 ID:eDZ44Xai0
送信くーみん

「珠理奈、ごめん!用事ができちゃったからまた今度ね!
珠理奈はいつも頑張りすぎちゃうから。体、無理しちゃダメだよ。」

くーみん「…珠理奈…ごめん」

52: 1 2013/08/05(月) 23:01:13.15 ID:eDZ44Xai0
くーみん「はぁ…岩盤浴でも行って帰ろっかな」

大好きな岩盤浴に行くことにした。


くーみん「あー気持ちいいーやっぱ気分変えるなら岩盤浴だよね」

ピコン


ロッカーに入っているiPhone5が
LINEを受信した
受信ゆりあ

「くーちゃん、どこ?」


くーみん「zzz」

53: 1 2013/08/05(月) 23:02:30.97 ID:eDZ44Xai0
マフィン「ネーサン!ネーサン!」ガウガウ


くーみん「マフィンうるさーい…むにゃむにゃ……ハッ!!いけない。気持ちよすぎて寝てしまった!帰らなきゃ」


地下鉄に乗り帰宅する


ブーブー
着信ゆりあ

くーみん「あ、ゆりあに連絡するの、忘れてた!」

54: 1 2013/08/05(月) 23:03:24.94 ID:eDZ44Xai0
最寄り駅に到着した

くーみん「あちゃーゆりあ怒ってるやろうなぁ」

プルプルプルプル
ガチャ
ゆりあ「もしもし!くーちゃん?!どこにいるの?」ヒック

くーみん「ゆりあ連絡しなくてごめん…あのね…」

ゆりあ「ひどいよ!ずっと待ってたのに…岩盤浴なんか行ったりして」ヒックヒック

くーみん「ごめん…ってなんで知って…」

ドンッ

くーみん「…!!」

62: 1 2013/08/06(火) 03:58:06.21 ID:zFj6kn3K0
くーみん「…!」

そこには大好きなゆりあが立っていた
(三ヶ月ぶりに会ったけど、また可愛くなったなぁ…)
一瞬だけ
なぜだか遠い存在な気がした


くーみん「ゆりあ…!!もしかして、ずっとついてきてたの?」


ゆりあ「…うん。…なんで帰っちゃったの?」グスン


くーみん「…えっと…それは……あ!てかゆりあ家反対方向じゃん。なんで?!あれ、レッスンは?!てか、もうこんな時間だし…電車ある?危ないし、とりあえず駅まで送るから、帰ろ?」

63: 1 2013/08/06(火) 03:59:37.15 ID:zFj6kn3K0
ゆりあ「…」


くーみん「ゆりあ?」


ゆりあ「…」


くーみん「ごめん、自分のせいで」

ゆりあ「…いいよ、くーちゃんに久しぶりに会えるのが楽しみで入口で待ってたのに、帰っちゃうから…」

くーみん「…」
ゆりあ「みんな会いたがってたよ」
くーみん「アハハ!そっかぁ…」
ゆりあ「…」
くーみん「…」



沈黙が続く
まさかゆりあが追いかけてくるなんて
とても驚いた
卒業した自分なんかにどうして?
何か相談したいことでもあるの?


くーみん「…」
ゆりあ「…今日くーちゃんのお家に泊まりたいな!」
くーみん「まじ?…いいよ!じゃ、おいでっ」
ゆりあ「ありがとう」

二人は矢神家に向かった

67: 1 2013/08/06(火) 04:30:52.44 ID:zFj6kn3K0
ガチャ

くーみん「ただいま」

マフィン「ワンワン!」

ゆりあ「お邪魔します」

ママみん「久美おかえり!あら、ゆりあちゃんじゃない。いらっしゃい」

○っくん、ばぶちゃん「こんばんは!」

ゆりあ「こんばんはー!」

くーみん「今日ゆりあ泊まるから」

ママみん「あらそう!狭いけどゆっくりしてってね」

ゆりあ「ありがとうございます!」

69: 1 2013/08/06(火) 04:45:07.46 ID:zFj6kn3K0
「いただきまーす!」


パパみん「ポチッとな」


父親がテレビをつけた
ちょうど歌番組にSKEが出ていた
珠理奈がセンターで歌っている
みんなテレビに釘付けだ

70: 1 2013/08/06(火) 04:46:28.51 ID:zFj6kn3K0
ゆりあ「お!」

くーみん「でたー!新曲でしょ?えっと…美しい…いねつま…だっけ?」

○っくん「ちょっとー。やめてよ」

ばぶちゃん「姉ちゃん、いなづまだよ」

くーみん「あっ、そうなの…?」

マフィン「ガウガウ」

ゆりあ「相変わらずお前バカだなー!!」

くーみん「お前もなー!!」

パパみん「いや、久美の方が明らかにバカだな」

「アハハハハハ」


矢神家の食卓に笑い声が響き渡る

73: 1 2013/08/06(火) 05:33:52.96 ID:zFj6kn3K0
美しいいね…いや、いなずまかぁ…
みんなやっぱりキラキラしてる
頑張ってるなー
自分は何か頑張ってることあるっけ…
そういえば最近全く踊ってないなぁ…
体がうずうずしてくる



「ごちそうさまでした」

75: 1 2013/08/06(火) 07:32:30.41 ID:zFj6kn3K0
部屋に戻り寝る準備をする

ゆりあはお風呂に入っている


くーみん「よし!準備オッケー!」

マフィン「ガウガウ」

くーみん「マフィンは来なくていいのー!」

マフィン「ネエさん危険やからワイがゆりあたんを見張っとかなあかん!」

83: 1 2013/08/06(火) 18:43:46.22 ID:zFj6kn3K0
プルプルプルプル
着信優香ちゃん

くーみん「あ、優香ちゃんだ」
くーみん「もしもし」

中西「久美ー!久しぶり!中西だよ!元気してた?」

くーみん「優香ちゃーん!本当久しぶりー!!うんうん元気。…今日行けなくてごめんね」

中西「大丈夫大丈夫ー!久美も忙しいもんね。バイト、楽し?」

くーみん「うん。なんとか慣れてきた所だよ!優香ちゃん、遊びにきてよー!」

中西「行く行くー!」
くーみん「来て来てー!」

中西「あっ、そうだ。ゆりあと会った?なんか夕方ね、下で久美が来るの待ってる!って言ったっきり帰ってこなくて…」

くーみん「あ、そうなの?!ゆりあなら今あたしんちにいるよ」

中西「良かったー!!みんなで心配してたからさー!久美んちいるなら安心安心、ゆりあをよろしくね」

くーみん「うん、なんかごめんね…でも久しぶりに優香ちゃんの声聞けて嬉しかったよ。ありがとう」

中西「いえいえ。そんな。あたしも久美の可愛い元気そうな声が聞けて良かった!近いうち元Sで集まろっ。じゃ、ゆりあと仲良く過ごしてねw」

くーみん「…ゆりあと二人きりで寝るの久しぶりすぎてヤバイんだけどwよく考えたら、あたし一般人だけどアイドルとお泊まりって事だよね…しかも自分ち…w」

中西「コラコラ、ニヤニヤしないの!矢神さん暴走しないでねw」
くーみん「にゃはーんw」

マフィン「ガウガウ」

中西「アハハハハハ!じゃ、またね久美!」

ガチャ

84: 1 2013/08/06(火) 18:46:15.12 ID:zFj6kn3K0
ピコン

受信じゅりな

今東京着いたよ!新幹線で爆睡しちゃった!久美ー!
会いたかったよ。今度会ったらたくさんチューするからね!
名古屋戻ったらまた連絡する!久美大好き。



ピコン

受信真那ちゃん

久美、ゆりあとは会えましたか?

大好きな久美が今日も素敵な夢を見れますように☆

おやすみなさい


くーみん「じゅりな…まさなちゃん…」


卒業した自分に対していつまでも優しくて心配してくれるみんな…
仲間っていいな
いつも温かい…
涙がこぼれた

86: 1 2013/08/06(火) 18:47:59.77 ID:zFj6kn3K0

89: 1 2013/08/06(火) 18:57:26.26 ID:zFj6kn3K0
花音「なんてね」



---------------------

ガラッ

ゆりあ「お風呂テンキュー」

くーみん「あっ、、お、おかえりー!」ガタッ

ゆりあ「どうしたの?」

くーみん「ん?なに?なーにもないよ!ウフフフフ。よし!風呂いってくる!」


ゆりあ(くーちゃん…泣いてた…?)

90: 1 2013/08/06(火) 19:11:08.18 ID:zFj6kn3K0
チリン

くーみんと行き違いに
真っ白なチワワのマフィンが入ってくる
サマーカットで涼しげだ
大きな瞳でゆりあを見上げる


マフィン「…スリスリ」

ゆりあ「ねぇ…マフくん…くーちゃんSKE辞めてからどう?楽しんでるのかな?SKEには、やっぱり…くーちゃんが必要なの…」

マフィン「…クゥン…」

93: 1 2013/08/06(火) 23:18:53.30 ID:zFj6kn3K0
ガラッ

くーみん「良い湯だったあー」

ゆりあ「おかえりー」

くーみん「あっ、コラッ!マフィン!あたしのゆりあだぞっ!独占しやがってー!」

ゆりあ「二人でお話してたんだよ。ねっ!マフ君!」

マフィン「ワンワン」ドヤッ

くーみん「もー!マフィンきらい!!」

マフィン(そんな!ワイよりゆりあたんの方が好きなんか?そーだったんか?自信あったんやけどなぁ…ネーサン…)

112: 1 2013/08/07(水) 19:33:21.19 ID:2NgvSbso0
マフィン(…ショボン…)

くーみん「うそうそ!本当はマフィン、だーいすきだよ!」

マフィン「!!ワンワン!」
ゆりあ「マフ君良かったね」

マフィンは尻尾を振り
嬉しそうにくーみんに近付くと
膝の上に座りゆりあを見上げた


マフィン「ゆりあたん、ネーサンにSKEに戻ってきてほしいねんな…こりゃー困ったなー」

113: 1 2013/08/07(水) 20:05:18.78 ID:2NgvSbso0
ゆりあ「あっ、そうだ!マネージャーさんからね、預かってたやつ。」

くーみん「ん?マネージャーさん?なになに?」

ガサゴソ
ゆりあは何やら取り出す

ゆりあ「はい!」


くーみん「ん?…えっ…」

114: 1 2013/08/07(水) 20:08:04.03 ID:2NgvSbso0
ゆりあが差し出したもの

それは


「SKE48 春コン2013 変わらないこと。ずっと仲間なこと」


くーみん「あ、、DVD……?」


ゆりあ「うん!みーちゃんとか可奈ちゃん達はこれが届いた日に即効取りにきたんだけど、、、くーちゃんだけ全然取りに来ないからって…だから渡そうと思って…」



表紙には
卒業した自分達が並んでいる
それを見上げるメンバーたち
あの日の事を思い出す

115: 1 2013/08/07(水) 20:11:45.10 ID:2NgvSbso0
くーみん「…」



四ヶ月前。
自分のアイドル人生最後のガイシホールでのコンサート。ファンの皆さんがどうしたら楽しんで貰えるか、精一杯考えた
みんなで徹夜で練習した
あの日々が一気に頭を駆け巡る

そして私はSKEを卒業したんだ
ホールが真っ白く染まった綺麗な光景
泣いているファンの人達
大好きなメンバー
悲しかった
寂しかった
涙が出た

でもとっても晴れ晴れした気持ちになった
後悔はないって思ったんだ













思ったはずなのに…

116: 1 2013/08/07(水) 20:30:15.24 ID:2NgvSbso0
マネージャーさんからDVDが届いたという連絡は確か…
一ヶ月前に貰った

だけど、取りに行く気がしなかった
連絡もしなかった
何でだろう
モヤモヤした、
この気持ちは、一体、何なの…?

117: 1 2013/08/07(水) 20:31:02.02 ID:2NgvSbso0
ゆりあ「…くーちゃん?」



くーみん「…ない」



ゆりあ「…え?」



くーみん「…見たくない」




ゆりあ「見たくない…?……ごめん…あたし余計な事しちゃったね…」




ゆりあの悲しそうな顏を見て
ふと我に返る





くーみん「…ハッ!!あ、ちが、違うの、ゆりあ!!あ、あたし取りに行くの忘れてたの…アハ、アハハハ…」

120: 1 2013/08/07(水) 21:34:42.83 ID:2NgvSbso0
バッ


ゆりあからDVDを奪い取る


くーみん「ありがとうねー!ゆりあ!」ニコッ


ゆりあ(…くーちゃん…)


くーみん「ゆりあはさ、もう観たの?あ、一緒に観よっか。せっかくだし」


くーみんは包装を剥がしDVDBOXを開封した


くーみん「おっ!生写真だれかなー?あっ!のんちゃん!かわいー!!次はー?ももなー!んー次はー??うーわ、出たカツオ!いらない!ゆりああげる!!あ、珠理奈!最後はだーれだ!あ、あたしじゃん!」



マフィン「ネーサン動揺すぎてテンションおかしいで…」

121: 1 2013/08/07(水) 21:36:51.96 ID:2NgvSbso0
ゆりあ(…くーちゃん、やっぱり様子が変……さっきのは…とりあえず聞いてないふりしよう…)



ゆりあ「カツオ、、、いらねーよ!」ポイ



くーみん「魚類だからね!久しぶりみたわ!噛みつかれそう!マフィンあげる!」ポイ




マフィン「ガウガウ!!」(カツオはタイプちゃうわ!!) ポイ

133: 1 2013/08/08(木) 02:56:19.97 ID:ffsyFLUp0
くーみん(ゆりあ、聞こえてないよね…あぶねー…)


チラリと横目でゆりあを見ながら
DVDBOXを開くくーみん



くーみん「おー!七枚入り!豪華だあー!ゆりあどれ観たい?」


ゆりあ「んー、じゃあDisc3で!!!」


くーみん「はいよー!」


DVDを入れ読み込む


くーみん「…」 (ドキドキ)

134: 1 2013/08/08(木) 02:58:34.87 ID:ffsyFLUp0
「S K E ー!48ー!!」

いつものovertureが流れ

一期生の神々の領域から始まる
2日目昼コンサート


ゆりあ「やっぱ一期生がこれ歌うとかっこいーねー!みんなキレキレ!」


くーみん「…」


ラストのサビ前の間奏での移動
前にいる珠理奈
くーみんと目が合うと子どものようなクシャっとした笑顔になる



(神々に導かれるように
知らないうちに
愛の場所を目指した
偶然じゃ
説明できないよ
デジャビュみたいな
立ち入れない領域)

くーみん「あの光…」

思わず口ずさむ

148: 1 2013/08/08(木) 19:43:56.77 ID:ffsyFLUp0
二期も歌い終わり


三期登場「Dear dear my teacher!」が画面に流れる


ゆりあ「おぎちゃん…かわいーな」


くーみん「おー!小木曽元気してるの?」


ゆりあ「うん!おぎちゃんめっちゃ元気だよ!この前やっと免許取れたって言ってて、来月車買うって!料理教室にも通ってるみたい」



くーみん「へえー!そうなんだ!元気そうじゃん」

149: 1 2013/08/08(木) 20:36:20.61 ID:ffsyFLUp0
ゆりあ「みーちゃんもね、舞台やるんだって!くーちゃん聞いた?あ、てか一緒に観に行こーよー!サプライズ!!あ、あとこの前はらみなと遊んだの!はらみなったらね…」



くーみん「うんうん」



ゆりあはとっても嬉しそうにくーみんに話をする



くーみん「…」




DVDに目をやると五期生が出ている
その中には大好きな
日置ちゃんが歌っている



空は目が痛いくらい晴れている
雲のない青が続いている
風よ 遠いどこかへ連れてって!
いつの日か
私の夢 叶う場所

空は目が痛いくらい鮮やかに
迷いない青に塗られている
愛よ 人にやさしくなりたいの
いつだって
夢見ながら 微笑もう

157: 1 2013/08/09(金) 10:14:08.10 ID:4binzsOo0
くーみん「…」




どれくらい時間が流れたんだろう
いつのまにか画面に釘付けになっていた
楽しそうに踊っている自分
楽しそうなメンバー
キラキラしてる!
自然と笑顔になっていた
DVDは最後の仲間の歌に差し掛かる



ゆりあ「なんか…夢みたいだよね」

158: 1 2013/08/09(金) 10:17:14.38 ID:4binzsOo0
くーみん「…え?」



ゆりあ「旧Sからはくーちゃん、みーちゃん、可奈ちゃん、しーたんさんが卒業しちゃって…もうレッスンにも公演にもいないし、、、」



くーみん「うん」




ゆりあ「ガイシホールで組閣あったでしょ?そのあと選挙もあったし選抜仕事もあって、ゆりあね、四人が卒業した事が未だに受け入れられないっていうか…」



ゆりあは悲しそうな顔で話を続ける




くーみん「…そうなんだぁ」



ゆりあ「制服の芽公演も終わっちゃったし…ゆりあ千秋楽まで、四人はみんな休演だし!って勝手に思い込んでたしね!」

159: 1 2013/08/09(金) 10:31:00.63 ID:4binzsOo0
ゆりあはもっと強い子だと思ってた

こんなに思い詰めてたなんて正直驚いた

なんとか、なんとか笑わせなきゃ…




くーみん「そんなわけないじゃーん!にゃはーん!アハハ」



でもゆりあは苦笑いをする



ゆりあ「こんな事言ってごめんね。ゆりあはまだまだ子供だね。くーちゃんは前に進めてる?」

160: 1 2013/08/09(金) 10:36:24.82 ID:4binzsOo0
真剣な表情のゆりあ
今にも泣きそうな顔をしてくーみんを見つめる
大きな瞳には涙が溜まっているのがわかる



くーみん「あたしは……そうだね、いちど決めた道だから、もう後悔はない」




自然と言葉が出ていた

もう一度自分の心に問いかける

くーみん(ないよ。後悔なんて)

心の声が聞こえる

ずっと蟠りを感じていた四ヶ月。

でも今日久しぶりに踊っている自分を見て
気づいたんだ

あぁ、私の青春時代は
こんなにも楽しかったんだな

なんて綺麗な光景なんだろ


もう後悔はないよ
ちょっとずつかもしれないけど…
私は前に進めてる

178: 1 2013/08/10(土) 03:21:30.08 ID:90OWnD+e0
ゆりあの大きな瞳から涙がこぼれる
思わず下を向くゆりあ


くーみん「…ゆりあ、泣かないで?ゆりあ
のおかげだよ…」


ゆりあ「…?」


下を向いていたゆりあはくーみんを見つめる


くーみんはゆっくり話し始める

235: 1 2013/08/13(火) 22:05:38.11 ID:b6zn8oeC0
くーみん「あたし、SKE卒業してから、学校で授業受けてても、バイトしてても、家にいても、常になにかモヤモヤし
てたの。このモヤモヤはなんだろ?ってずーっと、ずーっと、考えてて…。気づいたらね、優香ちゃんはキャプテン頑張ってるかな?とか
、珠理奈はまた無理してないかな?とか…きょんちゃんや、花音、ゆりあは元気かな?とか、、、毎日毎日メンバーの事考えてた自分に気づいたの…」



ゆりあ「…」



くーみん「SKEにいる時は、こんな事考えなかったのに。あたし、変だよね!!あまりに考えすぎちゃって、自分から連絡できなくなっちゃって、、、卒業したのに、おせっかいだなって思われるだろうなって。みんな忙しいのにって思って…」

236: 1 2013/08/13(火) 22:11:48.73 ID:b6zn8oeC0
ゆりあ「そんなことないよ?みんなくーちゃんのこと、ずっと待ってるし大好きだよ?」


ゆりあは泣き出した



くーみん「あっ…ごめんね。ゆりあ!泣かないでーあたしのせいで…」




くーみんは焦って泣いているゆりあを抱き寄せた




ゆりあ「…うっ…うっ」

239: 1 2013/08/13(火) 23:06:57.24 ID:b6zn8oeC0
ふと目線をテレビにやる
仲間の歌が終わろうとしていた
みんな笑顔で歌っている
「ありがとうございましたー!!!」
ファンの方に手を降る自分が映る



--------



くーみん「でも、昨日ゆりあがメールしてくれたおかげで全部気づいたの」



ゆりあ「…」




くーみん「こんな自分に…みんな温かいなって……。だから私もゆっくりだけど、前に進みたい」

240: 1 2013/08/13(火) 23:13:32.82 ID:b6zn8oeC0
学校にもろくに通えず走り抜いた四年半
SKEを辞めて気づいた
私には友達がいない
とても孤独になった気分だった
毎日の学校生活、バイトで
考える余裕をなくしていた


でも自分にはこんなにも温かい
大好きな仲間がいるじゃん
悲しい事も
楽しい事も
全部を一緒に感じた
青春時代を過ごした仲間達が


自分本当バカだな


忘れてたよ


(こんな事いったらゆりあに馬鹿にされるだろうなぁ…)


くーみんは微笑んだ

241: 1 2013/08/13(火) 23:27:45.23 ID:b6zn8oeC0
ゆりあ(くーちゃん…やっぱりいないのは、寂しいよ。でも、くーちゃんが幸せならゆりあも幸せだよ…)



どれくらい時間が経ったのだろう
抱き合ったままの二人
くーみんはふと我にかえる
動かなくなったゆりあの顔を
横から見てみる



ゆりあ「…すーすー…」




くーみん「あっ、寝ちゃった。…本当にありがとう、ゆりあ」





くーみんはゆりあの寝顔を見て
笑顔でそう言った

243: 1 2013/08/13(火) 23:30:32.53 ID:b6zn8oeC0
いつもは自分が寝ているソファーベッドにゆりあを寝かせる

「チリン」

真っ白なマフィンがゆりあに近づいて座り寝顔を見つめている
今日はゆりあの横で寝るようだ



くーみん「なんか自分のせいで疲れさせちゃったぁ…ごめんね…あっ、マフィン!そこはダメ!!あたしがゆりあの隣に寝るの!!」





くーみんはそっと毛布をかける

245: 1 2013/08/14(水) 00:32:22.17 ID:Qj94rzE00
くーみん「よし!寝る!マフィン!」



マフィン「クゥン」
(しゃーないな…今日だけは許したる!ネーサンの横で寝るかー)


マフィンは諦めたようにいつも寝る指定席、くーみんの顔の横に移動する


パチン

電気を消す
真っ暗の中でDVDが光っている

くーみん「ねぇ、マフィン…あたし…頑張るね!」

マフィン「クゥンクゥン!」(ネーサン、その意気やで!)

ゆりあの隣でくーみんとマフィンも眠りについた

246: 1 2013/08/14(水) 00:56:05.23 ID:Qj94rzE00
次の朝
「いただきまーす!!」

ママみん「いっぱい食べてね」

ゆりあ「ありがとうございます!いただきます!」

ばぶちゃん「姉ちゃん、あたしが部活から帰ってきたらDVD貸して!」

○っくん「あたしも見る!」

パパみん「じゃ、みんなで見よう」

○っくん「ばぶちゃん、SKE入れば?笑」

ばぶちゃん「えー、、でも元祖おバカの妹、二世って呼ばれそうでヤダぁ…」

くーみん「ぶっ…ゆりあよりはバカじゃないから大丈夫でしょ…!!」

ゆりあ「ちょっと!巻き込まんといて!」

アハハハハハハ

矢神家の食卓は朝から笑いが絶えない

ゆりあ(くーちゃんファミリー、温かくていいな)

247: 1 2013/08/14(水) 00:57:33.49 ID:Qj94rzE00
パパみんが運転する車で
くーみんの地元から
名古屋市中心街へ向かう



ゆりあ「…くーちゃん、写メ撮ろ?」

くーみん「おー!自撮り久々だあ!」

ゆりあ「せーの」

カシャ


パパみん「二人とも着いたぞー」
くーみん「ありがとう」
ゆりあ「ありがとうございました」
くーみん「パパ仕事いってらっしゃーい」
パパみん「おう!」


ブロロロ…

249: 1 2013/08/14(水) 03:53:11.73 ID:Qj94rzE00
パパみんを見送り
二人は仲良く歩き出す

いつもの見慣れた道をゆりあと歩く
昨日とはなんだか違う気持ちになる

くーみん「みんな、びっくりするかな?」

ゆりあ「うん!きっと大喜びだよ!!」


どんなことがあったとしても私の居場所はSKEだったんだ
ゆりあがいて、大好きなみんながいて…
みんなと同じ時間を共有して同じ気持ちになって…
卒業しても
ずっとずっと私の大切な場所…

250: 1 2013/08/14(水) 03:57:45.58 ID:Qj94rzE00
エレベーターに乗り込む

くーみん「ドキドキする」
ゆりあ「ふふっ。着いたよ」

ガヤガヤ…

エレベーターの先からは
懐かしいみんなの声が聞こえる
ゆりあが微笑む

ゆりあ「くーちゃん」

くーみん「うん」


二人は開いたエレベーターから
飛び出した

くーみんからはいつもの笑顔が
溢れていた
その綺麗な笑顔は
これからもずっとずっと
続いていく
SKEが活躍する限り
永遠に…






END

251: 1 2013/08/14(水) 04:01:48.58 ID:Qj94rzE00
第一章「くーみんの忘れていた宝物」


完結しました
つまらない小説読んでくださった方々
ありがとうございました
くーみんが昨日現れなかったら
途中で投げ出していました
ご迷惑をおかけしました
保守してくださった方々
感謝です
恐縮です

252: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/14(水) 05:53:23.18 ID:1/QE0fKpO
なんの偶然か>>1がこれを書いてる時にくーみん現れたしな

お疲れ様
完結してくれてありがとう

特に荒れることもなく
いいスレだった

253: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/14(水) 06:35:13.96 ID:nz4AK2HW0
おつかれ

SKEのくーみんとしての第一章
第二章はただの矢神久美としてなのかな…
いい第二章を過ごしてると願ってる

255: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/14(水) 14:36:53.65 ID:T5dblxWx0
松村香織
一般公開で共有しました - 14:32



こないだくーさんが
ガイシコンのDVDを
取りに来ていたよーん


ぐぐたす民は
チェック済みですか?



※本人に許可とってるよ

no title

256: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/14(水) 14:37:27.17 ID:T5dblxWx0
偶然にもほどがあるだろ

257: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/14(水) 15:01:02.52 ID:1/QE0fKpO
おいおいマジかよ
偶然か奇跡か…
>>1のがんばりが報われた

くーーーーーーーーーみいいいいいいいいんんんんんんッッ

258: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/14(水) 15:07:40.61 ID:7ynU+kgQ0
ノンフィクションになりますように(´;ω;`)ブワッ

259: 名無しさん@実況は禁止です 2013/08/14(水) 15:48:01.68 ID:J7v/oKkAP
>>1のもたらした奇跡やね
乙です!

引用元: くーみん「バイトお先にあがります」